お風呂の鏡がピカピカに！ウロコ汚れの取り方と予防法を徹底解説
「お風呂の鏡が白いウロコだらけで、全然見えない！」
「掃除してもなかなか落ちない…」
そう悩んでいる方は多いのではないでしょうか。この白いウロコ汚れの正体は、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が固まってできた「鱗状痕（りんじょうこん）」です。この水垢は時間が経つと固くなり、洗剤だけではなかなか落ちてくれません。
この記事では、頑固な鏡 ウロコの取り方から、二度とウロコをつけないための予防法まで、浴室 鏡 掃除のプロが教える秘訣をすべてご紹介します。
鏡のウロコを撃退！汚れの程度に合わせた掃除方法
鏡のウロコ汚れは、その程度によって効果的な掃除方法が異なります。
【軽度な汚れに】おうちにあるもので簡単クエン酸パック
まだ汚れが薄い初期段階なら、酸性の力を持つクエン酸やお酢を使ったパックが効果的です。
スプレーボトルに水200mlとクエン酸小さじ1を入れ、よく混ぜてクエン酸水を作ります。
鏡全体にクエン酸水をスプレーし、その上からキッチンペーパーを貼り付けます。
さらに上からラップをかぶせ、鏡に密着させます。この「クエン酸パック」で、1時間ほど放置しましょう。
時間が経ったらパックを外し、スポンジなどでこすり洗いをしてから、シャワーで洗い流します。
※重曹は弱アルカリ性なので、酸性の水垢にはあまり効果がありません。ウロコ汚れにはクエン酸がおすすめです。
【頑固な汚れに】物理的に削り取る「ダイヤモンドパッド」
クエン酸でも落ちないほど固くこびりついたウロコには、物理的に削り取る方法が最も効果的です。
ダイヤモンドパッドを水で濡らし、鏡のウロコ部分を優しくこすります。
力を入れすぎると鏡に傷がつくことがあるので、優しく、円を描くようにこするのがポイントです。
白い研磨カスがなくなるまでこすったら、水で洗い流し、最後に乾いた布で水気を拭き取ります。
「激落ちくん」シリーズのダイヤモンド研磨パッドも、手軽に手に入りやすくおすすめです。
二度とつけない！鏡のウロコ汚れを予防する方法
せっかくきれいにしても、またすぐにウロコがついてしまう…というお悩みも多いはず。日々の習慣でウロコを予防することが、掃除の手間をなくす一番の近道です。
毎日のお掃除習慣：お風呂上がりに、スクイージーやタオルで鏡の水滴を拭き取る習慣をつけましょう。これだけでウロコの原因となるミネラル分が鏡に残るのを防ぐことができます。
市販のコーティング剤を活用：鏡のウロコを落とした後に、防汚コーティング剤を塗っておくのも効果的です。水を弾くので、水滴がつきにくくなります。
まとめ：鏡掃除は「原因を知って、正しく対処」がカギ
お風呂の鏡 掃除は、汚れの正体を知り、その程度に合わせた方法を選ぶことが大切です。軽いうちならクエン酸で、頑固な汚れにはダイヤモンドパッドで対処し、日々の予防を心がけることで、鏡の輝きを保つことができます。
賃貸物件にお住まいの方も、鱗状痕は経年劣化とは判断されないことが多いため、こまめな掃除を心がけましょう。もしどうしても落ちない場合は、専門の業者に相談することも一つの手です。