【要チェック!】ピルを2日飲み忘れてしまった時の対処法と注意点
「ピルをうっかり2日も飲み忘れてしまった…どうすればいいの?」
ピルを服用していると、ついうっかり飲み忘れてしまうことがありますよね。特に2日連続で飲み忘れてしまうと、どう対処すればいいのか分からず、不安になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ピルを2日飲み忘れた時の具体的な対処法と、その後の避妊効果について、分かりやすく解説します。
1. 飲み忘れたことに気づいたら、まずは落ち着いて!
ピルを2日飲み忘れたことに気づいたら、まずは慌てず、何日目のピルを飲み忘れたのかを確認することが大切です。ピルはシートの何列目に当たるか(服用開始からの日数)によって、対処法が変わってきます。
2. 飲み忘れに気づいた時の対処法【シートの列別】
第1週(1〜7日目)のピルを2日飲み忘れた場合
この時期は、妊娠する可能性が比較的高いので注意が必要です。
対処法:
気づいた時点ですぐに、飲み忘れた2日分のピルを2錠飲みます。
そして、その日のピルも忘れずに服用してください。
その後、残りのピルは通常通り毎日1錠ずつ服用を続けます。
注意点: 次の7日間は、避妊効果が低下している可能性があるため、コンドームなど他の避妊法を併用してください。
第2週(8〜14日目)のピルを2日飲み忘れた場合
この時期は、第1週に比べると避妊効果が大きく低下する可能性は低いとされています。
対処法:
気づいた時点ですぐに、飲み忘れた2日分のピルを2錠飲みます。
そして、その日のピルも忘れずに服用してください。
その後、残りのピルは通常通り毎日1錠ずつ服用を続けます。
注意点: 7日間連続でピルを飲めば避妊効果は回復するとされていますが、念のため次の7日間は他の避妊法も併用すると安心です。
第3週(15〜21日目)のピルを2日飲み忘れた場合
この時期は、対応が少し複雑になります。
対処法:
パターンA: 飲み忘れた2日分のピルを2錠飲んで、シートを最後まで飲み切る。その後、休薬期間を設けず、新しいシートの服用を開始する。
パターンB: 飲み忘れたピルを飲まずに、服用を中止し、出血が始まるのを待つ。出血が始まったら、その日を1日目として新しいシートの服用を開始する。
注意点: いずれのパターンでも、次の7日間は避妊効果が低下する可能性があるため、他の避妊法を併用してください。
3. 飲み忘れで不正出血が起きたら?
2日連続で飲み忘れると、不正出血が起こることがあります。これは、ホルモン量が一時的に減ってしまうことで起こる「破綻出血」という現象です。
対処法: 不正出血が起きても、ピルの服用を中断せず、上記の対処法に従って服用を続けてください。出血は自然に止まることがほとんどです。ただし、出血が長期間続く場合は、医師に相談しましょう。
4. 飲み忘れてしまったらどうしたらいいか迷ったら
一番大切なのは、自己判断で不安を抱え込まないことです。もし対処法が分からない場合は、かかりつけの婦人科やピルを処方してもらったクリニックに、すぐに相談するようにしましょう。