【男性編】知らないと恥をかくかも？結婚式で避けたいNG服装7選とスマートな着こなし術
結婚式に招待されたけれど、「どんな服装で行けばいいんだろう？」「これってマナー違反じゃないかな？」と悩む男性は多いのではないでしょうか。お祝いの席だからこそ、新郎新婦やゲストに失礼のないよう、スマートな装いを心がけたいものですよね。しかし、良かれと思って選んだ服装が、実はマナー違反だった…なんてことも。
この記事では、男性が結婚式に出席する際に知っておきたいNGな服装7つを具体的に解説します。さらに、品格ある装いを叶えるための正しい着こなし術までご紹介。これであなたも、自信を持って結婚式に臨み、新郎新婦を心から祝福できる、ワンランク上の大人な男性を目指しましょう！
結婚式でNGな服装を避けるべき理由
結婚式は、新郎新婦にとって一生に一度の大切なハレの日です。ゲストはそのお祝いの気持ちを表すために、TPOに合った服装をすることが求められます。
新郎新婦への敬意: フォーマルな装いは、新郎新婦への敬意と祝福の気持ちを示すものです。
会場の雰囲気を保つ: 式場の格式や雰囲気を損なわないためにも、ゲスト一人ひとりの服装が重要になります。
写真映え: 集合写真などで、自分だけが浮いて見えてしまう…なんて事態も避けたいですよね。
これだけは避けよう！結婚式でNGな服装7選【男性編】
うっかり選んでしまいがちな、結婚式で避けたいNG服装を具体的に見ていきましょう。
1. 全身白の服装（新郎の色）
理由: 白は新郎の色であり、花嫁のウェディングドレスの色でもあります。ゲストが全身白の服装を選ぶと、主役である新郎新婦よりも目立ってしまい、マナー違反とされます。
対策: 白いシャツは問題ありませんが、スーツやネクタイ、靴など、全身を白で統一するのは避けましょう。
2. カジュアルすぎる服装
理由: 結婚式はフォーマルな場です。普段着のようなカジュアルすぎる服装は、お祝いの席にふさわしくありません。
NG例:
Tシャツ、スウェット、パーカー: 論外です。
ジーンズ、チノパン、カーゴパンツ: カジュアルすぎる素材やデザインは避けましょう。
サンダル、スニーカー: フォーマルな場には不適切です。
ダウンジャケット、MA-1などのアウター: 式典中は脱ぐのがマナーですが、そもそも会場に持ち込むアウターとしてもカジュアルすぎます。
対策: 基本はスーツ（ダークスーツ）を着用しましょう。
3. 黒一色の喪服のような服装
理由: 全身真っ黒なスーツに白いシャツ、黒いネクタイは、お葬式を連想させる「喪服」の装いです。お祝いの席には不適切とされます。
対策:
ブラックスーツを着用する場合は、**白やシルバーグレーのシャツ、明るい色のネクタイ（シルバー、グレー、ブルーなど）**を合わせることで、お祝いの席にふさわしい華やかさを加えることができます。
ポケットチーフを挿すのも良いでしょう。
4. アニマル柄や派手すぎるデザインのアイテム
理由: 殺生を連想させるアニマル柄（ヒョウ柄、ゼブラ柄など）は、お祝いの席では縁起が悪いとされています。また、あまりにも派手すぎる柄や奇抜なデザインのアイテムは、主役よりも目立ってしまうためNGです。
NG例: アニマル柄のネクタイ、シャツ、バッグ、靴。極端に大きな柄のスーツやシャツ。
対策: 無地や控えめなストライプ、チェック柄など、上品で落ち着いたデザインを選びましょう。
5. 肌の露出が多い服装
理由: フォーマルな場では、肌の露出は控えるのがマナーです。
NG例: 短パン、ハーフパンツ。ジャケットを羽織らずシャツ一枚での参加。
対策: 長袖のシャツにジャケットを着用するのが基本です。クールビズ期間などでも、ジャケットは持参し、式典中は着用するようにしましょう。
6. ブランドロゴが大きく目立つ服装
理由: 派手なブランドロゴが大きく入ったアイテムは、カジュアルな印象を与えたり、品位に欠けたりする可能性があります。
対策: 上品で控えめなデザインのアイテムを選び、ブランドを主張しすぎないようにしましょう。
7. シワや汚れがある、手入れされていない服装
理由: どれだけ良いスーツやシャツでも、シワくちゃだったり、汚れていたりすると、だらしなく見え、相手への敬意が欠けている印象を与えます。
対策:
事前にクリーニングに出すか、アイロンをかけてシワを伸ばしましょう。
靴は磨き、清潔感を保ちましょう。
ネクタイやシャツの襟元、袖口なども、汚れがないか確認しましょう。
結婚式でのスマートな着こなし術【男性編】
NGな服装を避けるだけでなく、よりスマートに着こなすためのポイントをご紹介します。
基本は「ブラックスーツ」か「ダークカラーのスーツ」
ブラックスーツ: 最もフォーマルな選択肢です。白やシルバーグレーのシャツに、シルバー、グレー、ブルーなどのネクタイを合わせるとお祝いの席にふさわしくなります。ポケットチーフも必須アイテムです。
ダークネイビー、ダークグレーのスーツ: ブラックスーツに次ぐフォーマルな選択肢です。シャツやネクタイの色柄で、華やかさをプラスしましょう。
シャツは「白」が基本
基本は白無地のブロードシャツを選びましょう。清潔感があり、どんなスーツにも合います。
薄い水色や淡いピンクなどのカラーシャツも許容される場合がありますが、白が最も無難です。
襟の形は、レギュラーカラーやワイドカラーがおすすめです。
ネクタイで華やかさをプラス
素材: シルク素材が最もフォーマルです。
色・柄: 白、シルバー、グレー、淡いブルー、ピンク、ゴールドなど、明るく華やかな色を選びましょう。柄は、無地、ストライプ、小紋柄、ドット柄などがおすすめです。
慶事用のネクタイ: お祝い事に適した、光沢のある素材や織り柄のネクタイもあります。
ポケットチーフで上品に
ポケットチーフは、スーツの胸元を華やかに彩る必須アイテムです。
素材はシルクやリネン。色は白が基本ですが、ネクタイやシャツの色と合わせるのも良いでしょう。
挿し方は、「TVフォールド（TVの形に四角く折る）」や「パフ（ふんわりと膨らませる）」、「スリーピークス（山を３つ作る）」などが一般的です。
靴とベルトは「黒革」で統一
靴: 黒の革靴（紐靴）が基本です。内羽根式のストレートチップやプレーントゥが最もフォーマルとされています。
ベルト: 靴の色と素材に合わせ、黒の革製を選びましょう。
その他の小物
靴下: スーツの色に合わせて黒やネイビーの無地のソックスを選びましょう。座った時に素肌が見えないように、丈の長いものを選びます。
時計: シンプルで上品なデザインの腕時計が好ましいです。デジタルウォッチやカジュアルなデザインのものは避けましょう。
まとめ：マナーを守って、新郎新婦を心から祝福しよう！
結婚式は、人生の門出を祝う特別な場です。男性も女性も、TPOに合った服装で参加することが、新郎新婦への最大のお祝いとなります。
この記事でご紹介したNGな服装を避け、スマートな着こなし術を実践することで、あなたは自信を持って結婚式に臨めるはずです。品格ある装いで、新郎新婦の幸せを心から祝福し、共に素晴らしい思い出を作りましょう！