初心者さんでも大丈夫!結婚式の招待状を楽しく手作りする方法&アイデア
結婚式の準備って、ワクワクするけれどやることがたくさん! その中でも、ゲストが最初に目にする「招待状」は、二人の結婚式のテーマや雰囲気を伝える大切なアイテムですよね。
「手作りしてみたいけど、難しそう…」「不器用だから自信がないな…」
そんな風に思っている方も、ご安心ください! 実は、結婚式の招待状は、ちょっとしたコツとアイデアがあれば、初心者さんでも素敵に手作りできるんです。今回は、世界に一つだけのオリジナル招待状を楽しく作る方法と、ゲストがきっと喜んでくれる工夫について、じっくりご紹介します!
なぜ招待状を手作りするの?魅力とメリット
結婚式の招待状を手作りするのには、たくさんの魅力とメリットがあります。
二人の個性を表現できる:市販のものとは違い、二人の思い出のモチーフを取り入れたり、テーマカラーに合わせたりと、自由にデザインできます。まさに「二人らしさ」を存分に表現できるのが最大の魅力です。
ゲストへの感謝が伝わる:心を込めて手作りした招待状は、受け取ったゲストに「私たちのために作ってくれたんだな」という温かい気持ちを届け、感謝の気持ちを伝えることができます。
費用を抑えられる場合も:デザインや使用する紙によりますが、印刷会社に依頼するよりも費用を抑えられるケースが多いです。浮いた費用を他の準備に回せるのは嬉しいポイント。
準備期間も楽しい思い出に:二人で相談しながら、あるいは友人とワイワイ作業しながら作る時間は、結婚式準備の素敵な思い出になります。
手作り招待状、準備のステップと必要なものリスト
「よし、作ってみよう!」と思ったら、まずは全体の流れと必要なものを把握しましょう。
ステップ1:デザインのコンセプトを決める
まずは、どんな招待状にしたいか、ざっくりとイメージを固めます。
結婚式のテーマや雰囲気:アットホーム、シック、ナチュラル、和風など。
色合い:メインカラーやアクセントカラーを決めると、統一感が出ます。
入れたい要素:二人の写真、イラスト、特別なメッセージなど。
招待状の形:一般的な二つ折り、三つ折り、往復はがきタイプなど。
ステップ2:必要な材料と道具を揃える
デザインコンセプトが決まったら、それに合わせて材料を調達します。
【必須アイテム】
用紙:招待状本体、返信用はがき、封筒に使う紙。厚みや質感、色合いなど、こだわって選びましょう。
おすすめポイント:厚手のしっかりした紙を選ぶと、高級感が出ます。和紙やトレーシングペーパーなど、素材で遊ぶのも楽しいですよ。
プリンター:家庭用のものでOKですが、綺麗に印刷できるものを選びましょう。
パソコン:デザイン作成ソフト(Word、PowerPointでも可)や、テンプレートを編集するために必要です。
カッター、カッターマット、定規:紙をまっすぐ綺麗にカットするために必須です。
両面テープやのり:パーツを貼り合わせるのに使います。
【あると便利なアイテム】
デザインソフト:IllustratorやPhotoshopがあれば、より自由なデザインが可能です。無料のオンラインデザインツール(Canvaなど)もおすすめです。
穴あけパンチ:リボンを通したい時などに。
ハサミ、デザインナイフ:細かいカットに。
エンボススタンプ、シーリングスタンプ:ワンポイントで高級感を演出できます。
リボン、麻ひも、レース:飾り付けに。
テンプレート:ネットで無料配布されているものや、市販のキットを活用すると便利です。
ステップ3:レイアウトと文章を作成する
いよいよデザインと文章作りです。
基本の構成要素:
挨拶文:時候の挨拶、日頃の感謝、結婚の報告
挙式・披露宴の日時と場所
発起人名(両家名または新郎新婦名)
返信期限
返信用はがき:ゲストの出欠、アレルギー、メッセージなどを記入してもらう欄
会場地図や交通案内
付箋(必要な場合):受付、余興、スピーチのお願いなど、個別にお願いしたいこと
文章作成のポイント:
ゲストに失礼のないよう、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
句読点(、。)は使用しないのが一般的です。「、」「。」の代わりにスペースを空けるなどして対応します。
「重ね重ね」「くれぐれも」など、再婚を連想させる「重ね言葉」や「終止符」を連想させる忌み言葉は避けるのがマナーです。
レイアウトのポイント:
見やすく、読みやすいフォントを選びましょう。
余白を上手に使い、ごちゃごちゃしないように配置します。
写真やイラストを入れる場合は、バランスを見て配置します。
ステップ4:印刷と組み立て
試し刷りをする:本番の紙に印刷する前に、必ず試し刷りをして、色味や文字の大きさ、ズレがないかを確認しましょう。
印刷:プリンターの設定を「綺麗」「高画質」などにすると、より美しく仕上がります。
カット:定規とカッターを使って、慎重にまっすぐカットします。
組み立て:のりや両面テープを使って、各パーツを貼り合わせ、形を整えます。リボンなどを通す場合は、この段階で取り付けましょう。
ステップ5:封筒の準備と発送
宛名書き:手書きで丁寧に書くと、より気持ちが伝わります。筆耕サービスや印刷サービスを利用する手もあります。
切手:慶事用切手を選びましょう。郵便局で購入できます。返信用はがきにも切手を貼るのを忘れずに。
投函日:発送は、挙式の約2〜3ヶ月前が目安です。消印が良日(大安など)になるように投函日を調整する方もいます。郵便局の窓口から出すと安心です。
ゲストが喜ぶ!手作り招待状のこだわりアイデア
せっかく手作りするなら、ゲストが「素敵!」と感動してくれるような工夫をプラスしてみませんか?
テーマに合わせたデザイン:
ナチュラルウェディングなら、クラフト紙や麻ひも、押し花などを取り入れる。
海外風なら、シーリングスタンプやカリグラフィーを取り入れる。
和婚なら、和紙や水引、家紋風のロゴをあしらう。
二人の写真やイラストを入れる:
前撮り写真を使うのも素敵です。イラストが得意なら、二人の似顔絵や思い出の場所を描いてみるのも良いでしょう。
QRコードで情報をプラス:
ウェブサイトにアクセスできるQRコードを招待状に印刷して、詳しい地図や会場の雰囲気、二人のプロフィールなどを載せるのもおすすめです。
香りを忍ばせる:
アロマオイルを数滴垂らしたコットンをしばらく封筒に入れておくと、開けた時にほのかに香りが漂い、印象に残る招待状になります。(香りの好き嫌いには注意が必要です。)
手書きメッセージを添える:
印刷した招待状に、一人ひとりへの簡単な手書きメッセージを添えるだけで、ぐっと温かみが増します。
失敗しないためのワンポイントアドバイス
時間に余裕を持って始める:手作りは思った以上に時間がかかります。ギリギリになって慌てないよう、早めに準備に取りかかりましょう。
完璧を目指しすぎない:多少の不器用さも、手作りの「味」になります。完璧を目指しすぎず、楽しむ気持ちを大切にしてくださいね。
テストピースを作る:いきなり本番の紙で作らず、まずはコピー用紙などで試しに作ってみて、イメージと違う部分がないか確認しましょう。
夫婦で協力する:一人で抱え込まず、二人で役割分担しながら進めると、作業も捗り、準備期間もより楽しい思い出になります。
まとめ:心を込めた手作り招待状で、最高のウェディングを!
結婚式の招待状を手作りすることは、時間や手間がかかるかもしれません。しかし、その一つひとつの作業には、ゲストへの感謝の気持ちと、二人の結婚式にかける想いが込められます。
きっと、受け取ったゲストは、その温かさに感動し、結婚式への期待を膨らませてくれるはずです。ぜひこの記事を参考に、あなたらしい素敵な招待状作りにチャレンジして、最高のウェディングへの第一歩を踏み出してくださいね! 応援しています!