「ジェルネイルで爪がボロボロ…」もう諦めないで!原因と対策、健康な爪への道のり
ぷっくりツヤツヤで、デザインも豊富なジェルネイル。指先が華やかになるから、やめられない!という方も多いですよね。でも、オフした時に「あれ?なんだか爪が薄くなってる…」「ボロボロで二枚爪に…」と感じた経験はありませんか?
もしかしたら、その爪のダメージは、ジェルネイルの施術やオフの方法が間違っているせいかもしれません。爪が弱ってボロボロになると、せっかくのネイルも楽しめなくなってしまいますよね。
「もうジェルネイルは諦めるしかないの?」「どうしたら健康な爪に戻せるの?」
ご安心ください。爪が傷んでしまう原因を正しく理解し、適切なケアを行うことで、また自信を持ってジェルネイルを楽しめるようになります。
この記事では、ジェルネイルで爪が傷む主な原因から、健康な爪を育てるための具体的な対策、そして爪がボロボロになってしまった時の正しい対処法まで、あなたの疑問を解消できるように分かりやすく解説していきます。きれいな爪で、また思いっきりネイルファッションを楽しみましょう!
「爪がボロボロ」はなぜ?ジェルネイルで傷む主な原因
ジェルネイルをしていて爪がボロボロになってしまう原因は、主に以下の3つが考えられます。
1. オフの仕方が間違っている(最も多い原因!)
ジェルネイルによる爪のダメージで最も多いのが、オフの仕方が間違っているケースです。
無理な剥がし方:ジェルネイルが浮いてきたからといって、無理に剥がしてしまうと、ジェルの下にある自爪の表面(層)まで一緒に剥がしてしまい、爪が薄くなったり、二枚爪になったりします。
アセトンによる乾燥:ジェルネイルのオフに使うアセトンは、油分を強力に除去するため、爪やその周りの皮膚を非常に乾燥させます。乾燥が進むと、爪がもろくなり、割れやすくなったり、欠けやすくなったりします。
サンディングのしすぎ:ジェルを密着させるために爪の表面を削る「サンディング」という工程がありますが、このサンディングを強くしすぎたり、必要以上に頻繁に行ったりすると、爪が薄くなってしまいます。
2. ジェルネイルの施術方法に問題がある
セルフネイルの場合だけでなく、サロンでの施術でも、以下のような原因で爪に負担がかかることがあります。
ベースジェル選びのミス:爪の状態に合わないベースジェルを使っていると、密着が悪く剥がれやすくなったり、逆にオフが難しくなったりして、結果的に爪への負担が増えます。
ジェルの厚塗り:ジェルを厚く塗りすぎると、硬化熱(ライトを当てた時に感じる熱さ)が強くなり、爪にダメージを与えることがあります。
ライトの当てすぎ・パワーが強すぎる:ジェルの硬化に必要なUV/LEDライトも、当てすぎたり、爪の状態に対してパワーが強すぎたりすると、爪が乾燥し、もろくなる原因になります。
3. 爪の健康状態が元々良くない
元々爪が薄い、弱い、乾燥しやすいといった方は、ジェルネイルの有無に関わらず、爪トラブルが起きやすい傾向にあります。栄養不足や生活習慣の乱れも、爪の健康に影響を与えます。
もう諦めない!健康な爪を取り戻すための対策方法
爪がボロボロになってしまっても、大丈夫! 正しい対策とケアで、健康な爪を育てることは可能です。
1. 正しいオフの方法を徹底する
これが最も重要なポイントです。
無理に剥がさない:絶対にジェルネイルを無理に剥がさないでください。浮いてきても、我慢して正しいオフの方法を実践しましょう。
アセトンの使用は最小限に:オフの際は、アセトンを染み込ませたコットンを爪にしっかり密着させ、アルミホイルで巻いて指定の時間(メーカー推奨の時間)を厳守しましょう。無理にゴシゴシ擦らず、浮き上がったジェルはウッドスティックなどで優しく除去します。
サンディングは優しく、控えめに:必要以上のサンディングは避け、自爪を削りすぎないように注意しましょう。特に、オフの際にベースジェルを少し残す「フィルイン」を導入しているサロンや、そういった技術を推奨するセルフネイラーも増えています。
プロにお任せする:自信がない場合は、無理にセルフオフせず、プロのネイリストがいるネイルサロンでオフしてもらうのが最も安全です。
2. 爪と指先の保湿を徹底する
爪の乾燥は、割れや欠けの原因になります。
ネイルオイルの活用:爪と爪周りの皮膚(甘皮)に、ネイルオイルやキューティクルオイルをこまめに塗りましょう。特に、お風呂上がりや寝る前、手を洗った後などが効果的です。爪の根元から爪全体、指先までしっかり塗布し、マッサージするように馴染ませましょう。
ハンドクリームも併用:指先だけでなく、手全体の保湿も大切です。ハンドクリームを塗る習慣をつけましょう。
水仕事での手袋:水仕事をする際は、ゴム手袋を着用して、洗剤や水の刺激から爪と手を守りましょう。
3. 爪に休息を与える「ネイルオフ期間」を設ける
ジェルネイルを連続して行わず、定期的に爪を休ませる期間を設けましょう。
例えば、3ヶ月ジェルネイルをしたら、1ヶ月はオフ期間にするなど、自分なりのルールを決めるのがおすすめです。
この期間は、ネイルオイルでの保湿を徹底し、爪やすりでの長さ調整など、最低限のケアに留めましょう。
4. 生活習慣や食生活を見直す
爪も体の一部。内側からのケアも大切です。
バランスの取れた食事:タンパク質、ビタミン(特にビタミンB群)、ミネラル(亜鉛、鉄分など)は、健康な爪の成長に不可欠です。バランスの取れた食事を心がけましょう。
十分な睡眠:体の回復には睡眠が欠かせません。質の良い睡眠を十分にとりましょう。
ストレス管理:ストレスは爪の健康にも影響を与えることがあります。自分なりのストレス解消法を見つけましょう。
爪がボロボロになってしまった時の応急処置と注意点
もしすでに爪がボロボロになってしまったら、以下のポイントを参考にケアしましょう。
ジェルネイルは一旦お休み:ダメージが大きい場合は、完全に健康な爪が生え変わるまで、ジェルネイルはお休みしましょう。
爪の長さを短くする:爪が薄くなったり、割れやすくなったりしている場合は、短めに整えることで、さらなるダメージを防げます。
保護ネイルやハードナーを使う:市販の爪保護剤やネイルハードナーを塗って、物理的に爪を保護し、補強するのも有効です。
様子を見る:新しい健康な爪が根本から生えてくるには、数ヶ月かかります(爪の生え変わりは約半年〜1年)。焦らず、根気強くケアを続けましょう。
異常を感じたら皮膚科へ:爪の変形がひどい、痛みがある、変色しているなど、明らかな異常を感じる場合は、自己判断せず、皮膚科を受診しましょう。
まとめ:正しい知識とケアで、美爪を取り戻そう!
ジェルネイルで爪がボロボロになってしまう原因は、主にオフの仕方が間違っていることや、爪への過度な負担が考えられます。しかし、適切な知識とケアを行うことで、傷んだ爪も必ず健康な状態へと導くことができます。
無理な剥がし方をやめ、爪と指先の保湿を徹底し、定期的にネイルオフ期間を設けること。そして、生活習慣や食生活を見直すことも大切です。
焦らず、根気強くケアを続けることで、また自信を持ってジェルネイルを楽しめる、強く美しい爪を取り戻せるはずです。あなたの指先が、いつまでも輝き続けますように!