そのヘアピン、もしかして「ダサい」って思われてる? 前髪ヘアピンが残念に見える2つの理由と、大人っぽく使うコツ
前髪を留めるのに便利なヘアピン。でも、使い方によっては「なんかダサい…」なんて思われているかもしれません。特に大人女性にとっては、安っぽく見えたり、子供っぽく見えたりするのは避けたいですよね。
この記事では、前髪のヘアピンが残念に見えてしまう主な2つの理由と、そうならないための大人っぽいヘアピンの使い方や、もっとおしゃれに見せるための代わりのアイテムまで、詳しくご紹介します。あなたのヘアピン、見直してみませんか?
「そのヘアピン、ダサい…」と言われる2つの理由
なぜ、ただ前髪を留めているだけのヘアピンが、残念な印象を与えてしまうことがあるのでしょうか。
1. 生活感が出てしまう「ザ・アメピン」の使い方
おそらく、最も「ダサい」と見なされがちなのが、いわゆる「アメピン(アメリカピン)」の安易な使い方です。
- 目立つ留め方:黒や茶色のアメピンを、髪色と関係なく目立つように何本も使っていたり、おでこに近い位置でガッツリと留めていたりすると、まるで「家でちょっと髪を留めただけ」のような生活感が出てしまいます。
- 乱雑な印象:寝癖を隠すためや、とりあえず前髪を上げただけの状態だと、まるで「手抜き」をしているかのように見え、清潔感に欠ける印象を与えかねません。特に、ピンが斜めになっていたり、浮いていたりすると、よりだらしなく見えてしまいます。
- 子供っぽい印象:アメピンは本来、髪を固定するための道具であり、装飾品ではありません。そのため、表に見える使い方をすると、まるで幼い子が使っているかのような子供っぽい印象を与えてしまうことがあります。
2. ファッションとのミスマッチ
せっかくおしゃれをしていても、ヘアピン選びや使い方が全体のコーディネートに合っていないと、残念な印象になってしまいます。
- デザインが幼い/安っぽい:キャラクターもの、プラスチック製で安っぽい光沢があるもの、ビジューなどが安っぽく見えるデザインのピンなどは、大人の女性が使うには不適切です。特にオフィスやきちんとした場所では浮いてしまいます。
- 全体像とのバランスが悪い:例えば、シックな服装に派手すぎるカラーのピンや、カジュアルな服装に場違いなフォーマルすぎるピンを合わせると、全体のバランスが崩れてしまいます。ヘアピンはあくまで「髪型の一部」であり、「ファッションの一部」として捉えることが大切です。
- トレンドとのズレ:ヘアアクセサリーにもトレンドがあります。古くさいデザインのピンを使い続けていると、全体的に時代遅れな印象を与えてしまうことも。
大人っぽく魅せる!ヘアピンのおしゃれな使い方
「じゃあ、ヘアピンは使っちゃダメなの?」いえいえ、そんなことはありません! 使い方のコツさえ押さえれば、ヘアピンはあなたの強い味方になってくれます。
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「隠す」のが基本
- 見えないように固定:アメピンは、あくまで前髪の浮きを抑えたり、サイドに流したりする際の**「補助具」**として使うのが基本です。髪の内側や、他の髪で隠れる位置にそっと留めましょう。
- シースルーバングの調整に:前髪を少量だけ残し、残りをピンで留めて隠せば、流行のシースルーバングを簡単に作れます。
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デザイン性のあるピンを「アクセサリー」として使う
- シンプルなゴールド/シルバーピン:細めのゴールドやシルバーのピンは、上品で大人っぽい印象を与えます。数本重ねてつけたり、クロスさせたりするだけでおしゃれ度がアップ。
- パールや控えめなストーン:小さいパールや控えめなストーンがあしらわれたピンは、オフィスにも馴染みやすく、上品な華やかさをプラスしてくれます。
- べっ甲柄やアクリル素材:カジュアルな服装には、べっ甲柄やクリアなアクリル素材のピンもおすすめです。形やサイズにこだわると、一気に垢抜けた印象に。
- サイドにアクセント:前髪を固定するだけでなく、サイドの髪を耳にかける際や、ねじりアレンジの固定に使うと、アクセサリー感覚で楽しめます。
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髪型に合わせた「なじませ方」
- 髪色に近いピンを選ぶ:アメピンを使う場合は、できるだけ自分の髪色に近い色を選び、目立たないように工夫しましょう。
- ワックスやバームで束感を出す:前髪を留める前に、少量のワックスやヘアバームを馴染ませて束感を出すと、ただ留めるよりも垢抜けた印象になります。
- ヘアピンを主役にしない:あくまで髪型の一部として、全体とのバランスを意識することが重要です。
脱・ダサピン!もっとおしゃれに見える代替アイテム
ヘアピンの代わりに、もっと大人っぽくおしゃれに見えるアイテムも検討してみましょう。
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ゴールドやシルバーの「Uピン」
髪をまとめる際に使うUピンですが、小さめのものなら前髪の固定にも使えます。アメピンより抜け感がでやすく、上品に見えます。
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細めの「バレッタ」や「ヘアクリップ」
- バレッタ:細身でシンプルなデザインのバレッタは、前髪を横に流して留める際に最適です。上品な印象になります。
- ヘアクリップ:最近は小ぶりで上品なデザインのヘアクリップも豊富です。前髪をふわっと留めたり、サイドの髪を留めたりするのに便利で、手軽におしゃれ感を演出できます。
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カチューシャ
前髪を完全に上げてしまいたい場合は、細めのカチューシャが便利です。シンプルなものを選べば、大人っぽい印象を保てます。
まとめ
前髪のヘアピンが「ダサい」と言われる主な理由は、生活感のあるアメピンの不適切な使い方と、ファッションとのミスマッチにありました。
しかし、これはちょっとした工夫で解決できます!
- アメピンは**「隠す」**ことを意識する。
- デザイン性のあるピンは**「アクセサリー」**として活用する。
- 全体のバランスやファッションに合わせたピン選びを心がける。
これらのポイントを押さえれば、あなたのヘアピンは「ダサい」どころか、こなれ感のある大人のおしゃれアイテムへと大変身します。ぜひ、今日から実践して、ワンランク上のヘアスタイルを楽しんでくださいね!